目 次
【巻頭言】
■ 国の経済・景気
全国の経済・景気は、6月から“上向き”に転じた以
降 “持ち直し” してきた。 10月には “持ち直しが緩やか”
と若干の下方修正がなされたものの、11月には“依
然厳しい状況にあるなかで緩やかに持ち直し”して
いる。部門別には、雇用が大震災の影響から厳しい
状態が続いているが、他の生産、消費、企業業況は緩
やかな回復基調にある。先行き判断では、8月以降、
サプライチェーンの立ち直り、各種政策効果で“持
ち直し”傾向が続く中、海外景気の下振れや雇用情
勢の悪化懸念等が指摘されている。11月は、これら
に加え欧州の政府債務危機やタイの国の洪水の影
響等による下振れ懸念が強調された。とくにタイの
洪水は日系企業の操業停止で電子部品、自動車部品
等の輸出減、パソコン等の輸入減で、国内経済の先
行き下振れが避けられないものとしている(「月例
経済報告」 内閣府) 。
GDP速報値(11月内閣府)は、実質値(物価変動修
正後)は、前期比1.5%(年率換算6.0%)と4四半期ぶ
りにプラスに転じた。 また、 「景気ウォッチャー調査」
(内閣府)も8月と9月に悪化したものの、10月には
小幅改善となっている。
以上の緩やかな回復基調にあって、 円高・欧州危機・
タイ洪水等を重く見た景気回復の足踏み懸念から、
今年度下期成長率が1〜2%に鈍り、政府の回復シ
ナリオの修正を迫るエコノミストは少なくなく、今
後は “成注” (成り行き注視) である。
なお今回、 「景気動向指数」 (内閣府)が改定され、
改定前が2月から8月まで“改善”であったものが、
改定後は“下方局面への変化”と大幅に修正されて
いる。
■ いわきの経済・景気
いわき経済は、 “3.11”後大きく悪化したが、
前期 (4-6月) には “持ち直し” の兆しが見えていた。
今期(7‐9月)は、 “持ち直しから回復へ”の動きに
転じている。需要面では、大型小売店等販売額が大
きく回復するとともに、前期に大幅に減少した自動
車や住宅等耐久消費財及び投資需要のマイナス幅
が縮小しつつある。とくに建設業DIが大幅に改善
し市民生活レベルでの復興需要が高まっている。今
後、 復興への動きが本格化するとみられる。
生産面も、大口電力使用量の
減少幅の縮小、海上貨物、輸入通
関実績などの増加等に見られる
ように、持ち直しの動きが見ら
れる。これに伴い、求人状況にも
改善が見られるが、一方で雇用
保険受給者実人員が高止まりし
ており、回復にはなお時間がか
かるものとみられる。
なお、観光業は入湯税調定人
員が8〜9割減のままであり、厳
しい状況が続いているのが特筆
される。
全国は“緩やかな持ち直し” を継続、
いわきは“回復への動き”
“経済・景気四方山話” :
中間支援組織による復興
大 川 信 行
東日本国際大学 経済情報学部 教授
全国は“緩やかな持ち直し” を継続、いわきは“回復の動き”
“経済・景気四方山話” :中間支援組織による復興……… 1
Ⅰ いわき市の経済の動き
1 概況(平成23年第 3四半期(7〜9月) の状況 ………3
2 主要経済データ ………5
Ⅱ いわき市の景気の動き
(平成23年度第 3四半期(7〜9月)の状況)
1 C I(コンポジット・インデックス)………9
2 DI(ディフージョン・インデックス) ………12
【参考】景気動向指数 (DI) 利用の手引き ………13
国・県の動き ………15
いわき未来づくりセンター
いわき市の経済・景気の動き
トレイル 第35号 平成23年12月15日発行
■経済・景気四方山話:
中間支援組織による復興
平成23年9月、 いわき市は、 ① 「オールいわき」 「オ
ールジャパン」による復旧・復興、②災害に強く、安
全で、安心できるまちを目指す復興、③ 前例のな
い複合災害からの再生モデルを世界に示す復興、④
住む人も住む場所も世界から愛されるまちを目指
す復興、⑤原子力災害を克服するとともに、再生可
能エネルギーの導入を推進し、原子力発電に依存し
ない社会を目指す復興、などを理念とする「復興ビ
ジョン」を策定した。このビジョンは、今後、各般の
検討が加えられ、最終的には具体的な事業を盛り込
んだ 「復興事業計画」 となる。 “推進期間” としては、
①復旧期(平成23-25年度)、②復興期(平成23-27年
度) 、 ③発展期 (平成28-32 年度) とされている。 ビ
ジョン⇒構想⇒基本計画⇒実施計画とする計画論
では、ビジョンはより長期的な壮大な展望が展開さ
れるものだが、緊急対応の現時点ではこの程度でや
むをえなく、今後の「復興事業計画」等で補強される
ことを期待したい。
本誌前号では、その意義・効果を説き、復興の鍵を
握るのが“復興特区”であることを強調したが、本ビ
ジョンでも復興特区制度の活用等により、①太陽光
発電、洋上風力発電、木質バイオマス発電など、再生
可能エネルギー関連の実証実験施設等の誘致や産
業の集積に取り組む、②放射線健康障害に係る最先
端の治療・研究拠点の誘致や、医療・福祉産業の集積
に向け取組みを進める、 とされている。
この“復興特区”は被災地の要望を取り込む制度
設計になっていたが、被災地の対応が遅れ結果は宮
城県の要望である漁業権の民間開放等数件に止ま
った。ただ、経済学者等が主張してきた多くの政策
インセンティブ(優遇策。本誌前々号参照)が盛り込
まれ、 「東日本大震災復興特別区域法案」 (注)として
現在、国会審議中で、今年度内に成立する予定にあ
る(なお、関連する規制緩和等をする“総合特区”は
今年度中まで、財政優遇等をする“構造改善特区”は
17年3月末まで延長されている) 。
(注) 「東日本大震災復興特別区域法」では、被災地の自
治体が、同法に盛り込まれた特例措置、支援措置、
復興交付金等を“復興推進計画”として策定し、こ
れを国が認定して“復興特別区”が決まる(民間の
提案も可能)。従って特例措置だけではなく復興交
付金等の事業も含まれる。
特例措置は、A.規制緩和:①漁業権の漁業法人
への開放、②所有者不明土地の活用、B.金融:①復
興特区支援利子補給(0.7%以内)、C.税制:①被害
者雇用の10%法人税控除、 ②投資額15%の税額控除・
利用:①農用地の農地転用、②市街化調整区域の開
放、③集団移転への国庫補助、④土地の強制買収、
⑤土地売却益の課税繰り延べ、⑥交換土地の課税
繰延べ、 などである。
今後いわき市は、策定予定の「復興事業計画」等を
ベースに民間等との意見を取り込んだ上で、国と県
等で設置される地域協議会との調整をしながら「復
興推進計画」を策定することになるが、これを国が
認定すれば“いわき市復興特区”が成立する。この段
階で必要なのがアントルプルヌールシップ(旺盛な
やる気、意欲)であるが、少なくとも被災前のいわき
にあって十分であったかについては疑問符が付く。
このままでは民間活力に富む「復興推進計画」の
策定ができなかったり、国認定後、同推進計画の実
行段階で“復興特区”における特例、 “第3次補正”の
措置(インフラ整備、 PFI専門家派遣等) 、公有地信託
の解禁等の各種政策メニューを使いきれない恐れ
がある。従って何とかアントルプルヌールシップを
早急に醸成しなければならない。
アントルプルヌールシップ醸成方法に王道はな
いが、①異領域・異文化等との接触(各種講演会等参
画、先進事例との接触)、②起業化風土の醸成(新規
に排他的な市場や金融機関等の克服にはマーケッ
ト主導などの確実な起業家計画策定やFS:事業可
能性計画の策定等)、③失敗を恐れない風土の醸成、
④同志結集による検討等、が考えられる。以上を地
道に進めるのが基本であるが、同時並行で中間支援
組織(インターメディアリィとも)の援用をするの
も有効である。この中間支援組織は、行政と地域、民
間等との間に立って、 ①資源、 技術等情報提供・仲介、
②組織自立のための運営、財政、人材、広報等ノウハ
ウの提供、③他組織とのネットワーク化、制度・法律
等のコーディネート機能等を行い、コミュニティと
エコノミーを結びつける。具体的には少子対策や農
業振興、まちづくりなど幅広い分野での活躍が期待
されている。類型には公益法人、NPO、三セク、社会
企業(一定の収益を上げながら地域問題を解決する
企業) 等がある。
この震災後、地域の実情に応じた中間支援組織に
よる復興を模索する動きが各地で盛んになっている。
いわき市においてはすでに(社)いわき産学官ネ
ットワーク協会(ICSN)があり、同協会による各種
事業は今でも異領域・異文化の知見を各般に提供し、
アントルプルヌールシップ醸成に寄与している。だ
が、こうした組織があっても参加者が少なくてはア
ントルプルヌールシップは醸成されなく、参加率を
いかに高めるかが勝負であるが、実のところ現行以
外で有効な方法は思い浮かばない。 どなたかの “支援”
【建設需要】 ○ 新設住宅着工戸数は348戸(前年同期比11.2%の減少)となり、3四半期連続で前年の
水準を下回った。
○ 9月の中小企業DI調査の建設業DIは42.8となり、前回(6月 -36.3)より79.1ポイント
改善した(0が横ばいの水準)。
大型小売店等販売額(四半期統計)
H21 H22 H23
14,000 15,000 19,000
18,000
17,000
16,000 20,000 百万円
新設住宅着工戸数(四半期統計)
H21 200 300 400 500 600 戸
H22 H23
【企業活動】 ○ 負債1千万円以上の企業倒産件数は1件となり、5四半期ぶりに前年の水準を下回った。
○ 手形交換高は約374億円(前年同期比0.6%の減少)となり、平成20年第 Ⅱ四半期以
来、14四半期連続で前年の水準を下回った。
○ 9月の中小企業DI調査の総合DIは-16.4となり、前回(6月 -39.4)より23.0ポイント
改善した。
大口電力使用量(四半期統計)
H21 H22 H23
150,000 200,000 250,000 300,000 350,000 400,000 千KWH
新規求人倍率・有効求人倍率(月次統計)
H21 H22 H23
新規求人倍率 有効求人倍率
0.20 0.60 0.40 1.60 1.40 1.20 1.00 0.80 倍
(注)−は「調査データなし」または変化率の分母が0になる場合。速報値を含む
四半期統計において、Ⅰは1∼3月、Ⅱは4∼6月、Ⅲは7∼9月、Ⅳは10∼12月を示す。
公共工事等受注額の平成20年3月以前のデータは、いわき市建設業協同組合、福島県建設業協会いわき支部による。
2 主要経済データ
需 要 動 向
個 人 消 費 建 設 需 要 生 産 活 動
企 業 動 向
区 分
年 月 (百万円)
【年次統計】 平成18年
19年 20年 21年 22年
【四半期統計】 平成21年 Ⅳ 平成22年 Ⅰ
Ⅱ
Ⅲ
Ⅳ 平成23年 Ⅰ
Ⅱ
Ⅲ
【月次統計】 平成21年10月
11月 12月 平成22年 1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 平成23年 1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月
出 典 いわき未来づくりセンター
いわき自動車検査 登録事務所、全国 軽自動車協会連合 会いわき支所
県 土 木 部 市 建 築 指 導 課
国土交通省東北地方整 備局、福島県いわき農 林事務所・いわき建設 事務所・小名浜港湾事 務所、いわき市の各公 共工事入札結果
東北電力 いわき営業所
福島県小名浜 港湾建設事務所 大型小売店等
販売額 前 年 同期比
(%) (台) 自動車新規 登録台数
前 年 同期比
(%) (戸) 新設住宅 着工戸数
前 年 同期比
(%) (件) 建築確認申請 受付件数
前 年 同期比
(%) (百万円) 公共工事等 受注額
前 年 同期比
(%)(千KWH) 大口電力 使用量
前 年 同期比
(%) (千t) 小名浜港 海上出入貨物
前 年 同期比
(%)
75,848 75,706 75,754 69,504 68,605
17,584 16,295 16,592 17,658 18,060 14,505 17,632 19,294
5,528 5,258 6,798 5,595 4,951 5,748 5,385 5,663 5,543 5,895 6,281 5,482 5,776 5,285 6,999 5,695 5,075 3,735 5,320 6,136 6,175 6,485 6,828 5,981
2.2 -0.2 0.1 -8.3 -1.3
-10.8 -6.6 -2.3 0.9 2.7 -11.0 6.3 9.3
-9.6 -11.6 -11.2 -7.2 -5.6 -6.9 -1.9 -4.8 0.0 1.4 -0.1 1.6 4.5 0.5 3.0 1.8 2.5 -35.0 -1.2 8.4 11.4 10.0 8.7 9.1
23,315 20,970 20,645 19,189 20,609
5,138 6,455 4,815 5,712 3,627 3,991 3,347 4,650
1,755 1,943 1,440 1,746 2,026 2,683 1,514 1,483 1,818 1,924 1,854 1,934 1,329 1,231 1,067 1,369 1,601 1,021 1,028 944 1,375 1,517 1,295 1,838
2,227 1,939 1,838 1,694 1,712
395 488 332 392 500 384 253 348
123 104 168 157 167 164 65 134 133 147 130 115 197 149 154 117 134 133 27 171 55 86 199 63 -1.8
-10.1 -1.5 -7.1 7.4
20.7 22.2 23.4 17.4 -29.4 -38.2 -30.5 -18.6
9.2 35.1 18.8 19.2 18.8 27.0 27.5 23.8 19.8 15.2 44.2 1.3 -24.3 -36.6 -25.9 -21.6 -21.0 -61.9 -32.1 -36.3 -24.4 -21.2 -30.2 -5.0
4.0 -12.9 -5.2 -7.8 1.1
4.5 15.1 -23.1 -11.5 26.6 -21.3 -23.8 -11.2
-30.9 -8.8 95.3 11.3 -0.6 42.6 -59.1 -8.2 4.7 22.5 -23.5 -24.8 60.2 43.3 -8.3 -25.5 -19.8 -18.9 -58.5 27.6 -58.6 -41.5 53.1 -45.2
1,773 1,476 1,416 1,218 1,211
324 280 273 325 333 215 140 314
104 109 111 95 92 93 90 84 99 112 107 106 95 116 122 78 92 45 27 39 74 101 105 108
3.4 -16.8 -4.1 -14.0 -0.6
-2.4 1.8 -9.9 2.8 2.8 -23.2 -48.7 -3.4
-8.0 6.9 -5.1 1.1 10.8 -5.1 -12.6 -7.7 -9.2 -6.7 4.9 12.8 -8.7 6.4 9.9 -17.9 0.0 -51.6 -70.0 -53.6 -25.3 -9.8 -1.9 1.9
23,152 19,564 18,005 17,959 12,637
2,133 3,729 1,656 4,908 2,344 1,636 726 2,747
720 676 737 1,039 360 2,329 271 333 1,052 1,230 1,854 1,824 912 653 779 517 356 763 206 432 88 726 896 1,125
-7.9 -15.5 -8.0 -0.3 -29.6
-47.8 18.4 -21.4 -53.6 9.9 -56.1 -56.2 -44.0
-74.2 17.7 2.3 68.6 -21.7 12.4 -26.6 55.7 -31.0 -54.8 97.2 -73.6 26.7 -3.4 5.7 -50.3 -1.1 -67.2 -24.1 29.7 -91.6 -41.0 -51.7 -38.3
14,791 15,955 18,347 14,745 14,853
3,742 3,361 3,194 4,380 3,918 3,119 981 3,349
1,140 1,174 1,428 1,102 1,248 1,011 944 979 1,271 1,533 1,625 1,223 1,267 1,309 1,343 1,448 1,295 376 111 138 732 964 1,000 1,385
-7.7 7.9 15.0 -19.6 0.7
-15.8 -15.4 -0.9 15.1 4.7 -7.2 -69.3 -23.5
-17.2 -15.8 -14.6 -16.0 -6.8 -23.4 6.3 -14.1 6.2 6.5 37.5 3.1 11.1 11.4 -6.0 31.4 3.8 -62.8 -88.2 -85.9 -42.4 -37.1 -38.4 13.3 1,369,424
1,417,421 1,472,811 1,120,337 1,245,243
311,127 293,784 318,713 315,281 317,465 257,782 187,243 279,842
103,399 104,744 102,984 101,735 92,502 99,547 109,845 105,437 103,431 109,247 99,708 106,326 105,257 105,879 106,329 107,349 101,098 49,335 41,171 63,405 82,667 96,005 89,264 94,573
10.9 3.5 3.9 -23.9 11.1
-6.5 18.2 17.7 8.7 2.0 -12.3 -41.3 -11.2
-11.8 -2.6 -4.8 7.7 16.9 33.0 23.9 18.0 11.6 8.9 9.1 8.2 1.8 1.1 3.2 5.5 9.3 -50.4 -62.5 -39.9 -20.1 -12.1 -10.5 -11.1
(注)−は「調査データなし」または変化率の分母が0になる場合。速報値を含む
四半期統計において、Ⅰは1∼3月、Ⅱは4∼6月、Ⅲは7∼9月、Ⅳは10∼12月を示す 企 業 動 向
生産活動 企 業 活 動
区 分
年 月 (百万円)
【年次統計】 平成18年
19年 20年 21年 22年
【四半期統計】 平成21年 Ⅳ 平成22年 Ⅰ
Ⅱ
Ⅲ
Ⅳ 平成23年 Ⅰ
Ⅱ
Ⅲ
【月次統計】 平成21年10月
11月 12月 平成22年 1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 平成23年 1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月
出 典 横浜税関 (法人税割)市市民税課 福島県信用保証協会 いわき手形交換所
小名浜港輸入 通関実績
前 年 同期比
(%) (百万円) 法人市民税 調定額
前 年 同期比
(%) (百万円) 信用保証 承諾額
前 年 同期比
(%) (百万円) 信用保証協会 代位弁済
前 年 同期比
(%) (百万円) 手形交換高
前 年 同期比
(%) (百万円) 不渡手形金額
前 年 同期比
(%)
256,785 341,360 447,728 227,031 317,415
54,354 70,707 79,676 75,341 91,691 72,983 2,131 64,440
15,910 16,089 22,355 18,306 25,622 26,779 22,227 29,096 28,353 24,558 25,386 25,397 21,521 34,811 35,359 43,846 22,352 6,785 233 210 1,688 18,753 14,615 31,072
31.3 32.9 31.2 -49.3 39.8
-32.0 5.7 117.5 8.9 68.7 3.2 -97.3 -14.5
-45.3 -39.1 -8.4 -32.3 -3.6 101.8 118.2 236.9 59.2 16.9 31.9 -12.2 35.3 116.4 58.2 139.5 -12.8 -74.7 -99.0 -99.3 -94.0 -23.6 -42.4 22.3
3,682 3,858 3,353 1,969 2,999
644 159 1,401 449 990 294 868 788
74 525 45 40 53 67 82 358 962 194 174 81 161 750 78 54 99 140 37 173 658 328 186 275
24,590 21,590 26,270 34,021 22,709
7,400 6,894 5,650 4,905 5,261 4,275 16,699 11,942
1,838 2,445 3,117 1,348 1,869 3,677 1,745 1,606 2,298 1,395 1,653 1,856 1,300 1,985 1,976 1,172 1,535 1,567 3,121 3,029 10,549 5,432 3,728 2,782 2.9 4.8 -13.1 -41.3 52.3
-45.5 -36.8 70.8 78.3 53.6 84.4 -38.1 75.6
-21.3 -48.8 -27.9 -67.6 -21.9 7.0 54.4 69.6 72.7 117.2 34.2 144.9 118.2 42.8 72.6 36.8 87.1 110.2 -54.7 -51.6 -31.6 68.8 7.0 238.2
-6.1 -12.2 21.7 29.5 -33.2
-27.0 -45.0 -25.2 -24.9 -28.9 -38.0 195.6 143.5
-25.1 15.9 -44.0 -61.4 -51.3 -29.4 -23.5 -30.3 -22.6 -44.2 -21.6 -3.2 -29.3 -18.8 -36.6 -13.1 -17.8 -57.4 78.8 88.6 359.0 289.4 125.5 49.9
1,048 1,107 1,089 1,310 734
352 185 281 60 209 348 151 148
219 84 49 17 35 133 127 141 12 49 4 7 1 194 14 7 34 307 47 78 26 28 57 64
132.9 5.6 -1.6 20.2 -43.9
-22.3 -34.7 -44.2 -65.0 -40.7 88.3 -46.2 146.0
27.6 35.2 -77.6 - -79.7 19.7 68.2 -37.5 -93.9 567.1 -89.9 -94.4 -99.5 130.5 -71.7 -60.1 -2.9 131.5 -63.3 -44.4 109.9 -42.7 1,321.5 806.6
226,099 215,287 200,593 172,567 150,870
35,697 38,670 41,416 37,600 33,184 35,320 28,498 37,370
9,957 13,746 11,993 11,725 11,368 15,577 14,378 13,603 13,434 10,817 15,601 11,182 8,878 12,744 11,562 12,835 11,869 10,616 7,298 11,434 9,767 10,146 15,533 11,691
-2.1 -4.8 -6.8 -14.0 -12.6
-20.1 -22.1 -10.5 -8.2 -7.0 -8.7 -31.2 -0.6
-32.9 25.0 -36.4 -22.1 -21.2 -22.8 -9.4 11.1 -26.0 -24.8 13.5 -13.0 -10.8 -7.3 -3.6 9.5 4.4 -31.8 -49.2 -16.0 -27.3 -6.2 -0.4 4.6
158.1 84.0 32.0 866.4 91.8
859.9 2.5 0.0 85.9 3.4 85.4 40.2 11.7
0.0 859.9 0.0 2.5 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 76.2 9.7 0.0 3.3 0.0 0.2 68.7 10.0 6.7 0.0 3.8 36.4 0.0 2.2 9.5
269.2 -46.9 -62.0 2,610.1 -89.4
41,846.8 -45.9 -100.0 - -99.6 3,314.4 - -86.4
- 124,525 -100.0 - -100.0 - 0.0 0.0 0.0 - - - - -100.0 - 2,646.4 - - - - - -100.0 -77.3 -
(注)−は「調査データなし」または変化率の分母が0になる場合。速報値を含む
四半期統計において、Ⅰは1∼3月、Ⅱは4∼6月、Ⅲは7∼9月、Ⅳは10∼12月を示す 企 業 動 向
企 業 活 動 雇 用 そ の 他
区 分
年 月 (件)
【年次統計】 平成18年
19年 20年 21年 22年
【四半期統計】 平成21年 Ⅳ 平成22年 Ⅰ
Ⅱ
Ⅲ
Ⅳ 平成23年 Ⅰ
Ⅱ
Ⅲ
【月次統計】 平成21年10月
11月 12月 平成22年 1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 平成23年 1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月
出 典 (負債総額1,東京商工リサーチ000万円以上) (年間倍率は年度ベースの値)ハローワーク平 市 市 民 税 課
株式会社 ネクスコ・トール 東北いわき事業 部
企業倒産件数
前 年 同期比
(%) (百万円) 企業倒産 負債総額
前 年 同期比
(%) (倍) 新規求人倍率
前 年 同期比
(%) (倍) 有効求人倍率
前 年 同期比
(%) (人) 雇用保険 受給者
実人員 前 年
同期比
(%) (人) 入湯税 調定人員
前 年 同期比
(%) (千台) 高速道路 出入交通量
前 年 同期比
(%)
20 21 31 11 14
2 3 1 4 6 11 7 1
1 0 1 1 1 1 0 1 0 3 1 0 3 2 1 5 1 5 1 5 1 0 1 0
5.3 5.0 47.6 -64.5 27.3
-80.0 -25.0 -75.0 300.0 200.0 266.7 600.0 -75.0
-50.0 -100.0 -80.0 - -50.0 -50.0 -100.0 0.0 -100.0 - - -100.0 200.0 - 0.0 400.0 0.0 400.0 - 400.0 - -100.0 0.0 -
5,797 10,441 16,592 4,958 7,398
201 2,704 72 3,564 1,058 3,715 807 70
181 0 20 284 2,200 220 0 72 0 3,424 140 0 634 360 64 3,266 50 399 38 719 50 0 70 0
1.24 1.24 0.94 0.73 0.87
- - - - - - - -
0.72 0.86 0.96 0.61 0.67 0.73 0.63 0.74 0.83 0.89 0.81 0.91 0.90 0.95 1.22 0.87 1.01 0.92 0.61 0.89 1.06 1.34 1.33 1.40 -84.1
80.1 58.9 -70.1 49.2
-91.6 -19.5 -94.1 1,880.0 426.4 37.4 1,020.8 -98.0
-60.4 -100.0 -98.7 - 1,718.2 -93.2 -100.0 -85.6 -100.0 - - -100.0 250.3 - 220.0 1,050.0 -97.7 81.4 - 898.6 - -100.0 -50.0 -
-0.06 0.00 -0.30 -0.21 0.14
- - - - - - - -
-0.39 -0.14 -0.02 -0.02 0.04 0.07 0.05 0.02 0.09 0.10 0.08 0.16 0.18 0.09 0.26 0.26 0.34 0.19 -0.02 0.15 0.23 0.45 0.52 0.49
0.89 0.89 0.69 0.40 0.53
- - - - - - - -
0.39 0.41 0.42 0.41 0.41 0.43 0.41 0.42 0.44 0.48 0.49 0.53 0.55 0.58 0.62 0.63 0.67 0.63 0.55 0.55 0.58 0.64 0.70 0.79
-0.02 0.00 -0.20 -0.29 0.13
- - - - - - - -
-0.36 -0.30 -0.26 -0.20 -0.12 -0.04 0.00 0.05 0.06 0.09 0.11 0.14 0.16 0.17 0.20 0.22 0.26 0.20 0.14 0.13 0.14 0.16 0.21 0.26
21,920 20,914 20,887 38,365 27,312
9,696 7,983 6,870 6,544 5,915 5,376 15,215 18,015
3,511 3,167 3,018 2,799 2,630 2,554 2,390 2,111 2,369 2,275 2,188 2,081 2,006 1,975 1,934 1,901 1,793 1,682 3,736 5,375 6,104 5,981 6,175 5,859
-5.4 -4.6 -0.1 83.7 -28.8
72.3 12.8 -32.5 -42.7 -39.0 -32.7 121.5 175.3
87.8 69.1 60.3 37.3 14.6 -6.9 -25.8 -33.0 -37.8 -42.9 -41.9 -43.2 -42.9 -37.6 -35.9 -32.1 -31.8 -34.1 56.3 154.6 157.7 162.9 182.2 181.5
7,657 7,775 7,608 8,026 8,343
2,000 1,897 1,999 2,328 2,120 1,612 2,322 3,847
673 669 658 639 553 705 640 724 635 732 893 703 723 700 696 641 594 377 713 744 865 1,254 1,343 1,250
3.4 1.5 -2.2 5.5 4.0
4.5 8.1 0.1 2.4 6.0 -15.0 16.2 65.3
4.4 4.0 5.2 9.0 4.9 9.7 -0.2 -0.2 0.9 5.2 4.1 -2.3 7.5 4.6 5.7 0.4 7.3 -46.5 11.5 2.8 36.2 71.2 50.5 77.8 819,699
866,277 789,850 757,737 745,323
205,247 232,818 134,242 188,587 189,676 177,270 26,357 23,392
80,514 61,336 63,397 79,678 90,336 62,804 49,969 43,513 40,760 49,648 57,955 80,984 69,912 50,675 69,089 51,598 113,610 12,062 6,323 8,426 11,608 8,189 7,882 7,321
6.8 5.7 -8.8 -4.1 -1.6
-10.1 5.3 -8.8 2.3 -7.6 -23.9 -80.4 -87.6
-18.3 18.1 -18.4 -15.7 85.6 -19.3 6.2 -21.3 -9.1 5.7 -15.4 17.7 -13.2 -17.4 9.0 -35.2 25.8 -80.8 -87.3 -80.6 -71.5 -83.5 -86.4 -91.0
年 月
中 小 企 業 D I 調 査
区 分
【年次統計】 平成18年
19年 20年 21年 22年
【四半期統計】 平成21年 Ⅳ 平成22年 Ⅰ
Ⅱ
Ⅲ
Ⅳ 平成23年 Ⅰ
Ⅱ
Ⅲ
【月次統計】 平成21年10月
11月 12月 平成22年 1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 平成23年 1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月
出 典
福島県産業振興センター
(前年同月比で「良化」−「悪化」社数構成比(各月末時点)) 平成17年4月以降3ヵ月毎に調査(平成23年3月は実施せず)
製 造 業 建 設 業 卸 売 業 小 売 業 サービス業 (全業種)総 合
- - - - -
- - - - - - - -
- - -50.0 - - -14.3 - - 3.2 - - 17.1 - - 0.0 - - - - - -46.9 - - -16.1
- - - - -
- - - - - - - -
- - -50.0 - - -62.5 - - -77.8 - - -63.6 - - -54.5 - - - - - -36.3 - - 42.8
- - - - -
- - - - - - - -
- - -66.6 - - -33.4 - - -35.8 - - -38.5 - - 7.7 - - - - - -46.7 - - -35.7
- - - - -
- - - - - - - -
- - -37.5 - - -12.5 - - -55.6 - - -62.5 - - -63.6 - - - - - -10.0 - - -10.0
- - - - -
- - - - - - - -
- - -62.5 - - -55.6 - - -42.9 - - 0.0 - - -57.1 - - - - - -37.5 - - -60.0
- - - - -
- - - - - - - -
- - -53.8 - - -29.4 - - -27.1 - - -14.3 - - -22.6 - - - - - -39.4 - - -16.4
注1)CIはトレンド(長期的趨勢)と、トレンド周りの変化を合成し作成される。
注2)一致指数トレンド成分とは、一致指数の長期的趨勢が先行指数、遅行指数に与えた影響を示す。 注3)寄与度とは、指数の変化にそれぞれの指標がどの程度の影響を与えたかを示す。
先 行 指 数 ( C . I )
前月差(ポイント)(寄与度合計) 先行
系列 寄与 度内 訳
区 分 平成22年 平成23年
1 2 3
10 11 12
1.自動車新規登録台数 2.新設住宅着工戸数 3.建築確認申請受付件数 4.鉱工業在庫率指数(逆) 5.企業倒産件数(逆) 6.新規求人倍率 7.中小企業DI(全業種) 8.一致指数トレンド成分
一 致 指 数 ( C . I )
前月差(ポイント)(寄与度合計) 一致
系列 寄与 度内 訳
1.大型小売店等販売額 2.大口電力使用量 3.鉱工業生産指数 4.鉱工業出荷指数 5.小名浜港海上出入貨物 6.小名浜港輸入通関実績 7.高速道路出入交通量 8.有効求人倍率
遅 行 指 数 ( C . I )
前月差(ポイント)(寄与度合計) 遅行
系列 寄与 度内 訳
1.鉱工業在庫指数 2.法人市民税調定額 3.信用保証承諾額
4.雇用保険受給者実人員(逆) 5.手形交換高
6.入湯税調定人員 7.一致指数トレンド成分
7 8 9
1 C I(コンポジット・インデックス)
【先行指数】9月は154.1ポイントで、3ヵ月連続で上昇した。
寄与度がプラスの指標は、中小企業DI(全業種) (3ヵ月連続)、新規求人倍率(5ヵ月連
続)等の6指標、マイナスの指標は、新設住宅着工戸数(3ヵ月ぶり)、自動車新規登録
台数(4ヵ月ぶり)の2指標であった。
【一致指数】9月は138.4ポイントで、2ヵ月ぶりに上昇に転じた。
寄与度がプラスの指標は、大口電力使用量(5ヵ月連続)、小名浜港輸入通関実績(2ヵ
月ぶり)、高速道路出入交通量(2ヵ月ぶり)等7指標であり、寄与度がマイナスの指標
は鉱工業生産指数(2ヵ月連続)の1指標であった。
【遅行指数】9月は78.4ポイントで、3ヵ月連続で下降した。
寄与度がプラスの指標は、法人市民税調定額(2ヵ月ぶり)、雇用保険受給者実人員(2
ヵ月ぶり)等の4指標、マイナスの指標は、鉱工業在庫指数(5ヵ月ぶり)、信用保証承
諾額(3ヵ月連続)等の3指標であった。
※CIの変化の大きさは景気の勢い(テンポ)を示す。
(1) 概 要
9月のCIは、先行指数が154.1,一致指数が138.4、遅行指数が78.4となった。
(2) 指数別の動向 (指数は平成17年の水準を100とする)
(3) 指数の推移及び寄与度の内訳 (CIの上昇・下降がどの指標により引き起こされたか) (平成17年=100)
5.1 -4.9 -4.8 4.7 1.0 -4.8 0.0 -0.2 107.4 -4.1
-3.4 5.1 5.3 0.3 -3.2 5.2 0.0 0.0 116.7 9.3
4.2 -4.1 4.2 -4.4 0.5 2.0 -4.0 0.1 115.2 -1.5
1.8 3.8 4.3 3.3 -0.4 3.3 0.2 0.4 131.8 16.6
2.0 4.8 1.5 -5.2 4.7 2.2 0.2 0.3 142.4 10.6
-0.2 -5.4 1.0 4.9 5.0 0.4 5.5 0.6 154.1 11.8 -4.5
2.7 -1.6 -4.4 2.0 1.0 0.1 0.2 124.0 -4.6
-3.0 -0.9 2.2 -0.3 -1.3 -0.7 0.1 0.3 120.2 -3.7
3.2 -0.8 0.2 1.0 -0.8 2.4 -3.4 0.4 122.5 2.3
1.8 -1.8 1.8 1.7 -1.8 -1.9 1.7 -0.2 104.4 1.4
1.8 1.8 1.8 1.8 0.3 -0.8 -1.7 0.6 110.0 5.6
0.8 1.9 1.9 1.1 2.0 1.9 1.9 0.6 122.2 12.2
-0.5 2.1 1.2 2.0 1.6 2.3 2.1 1.3 134.2 12.1
-0.4 0.8 -2.3 -2.3 1.1 -0.6 -2.3 1.9 130.2 -4.0
0.1 0.1 -1.2 0.8 2.3 1.8 2.2 2.1 138.4 8.3 1.4
-0.9 -0.7 -1.7 0.8 1.3 0.9 0.5 105.7 1.6
-1.0 0.4 0.6 0.6 -0.3 1.0 -0.5 0.6 107.0 1.3
0.6 0.2 0.7 -0.2 -1.0 0.1 0.3 0.9 108.7 1.7
-3.0 -3.1 3.2 -3.4 -1.3 -3.2 -0.1 69.5 -11.0
3.2 0.9 0.7 -3.2 3.2 2.7 0.0 76.9 7.4
3.6 2.7 3.4 0.3 -1.8 3.5 0.1 88.7 11.9
0.0 3.7 -3.8 0.7 2.7 -3.8 0.3 88.5 -0.2
3.6 -3.6 -3.6 -0.5 0.4 -3.6 0.2 81.6 -7.0
-3.3 3.4 -3.3 0.4 0.0 -0.7 0.3 78.4 -3.2 1.4
-1.0 -2.3 0.8 0.1 -4.3 0.1 95.2 -5.1
1.6 -4.0 0.9 0.4 1.7 -1.3 0.3 94.9 -0.3
-2.2 2.3 -1.5 -0.4 -2.1 1.7 0.3 93.0 -1.9
4 5 6
2.4 -1.4 -2.5 4.1 -2.1 1.5 0.2 0.5 125.3 2.8
0.7 0.5 1.5 2.9 0.6 2.9 0.2 0.3 134.9 9.7
-5.5 0.9 -5.5 -6.0 -2.9 -4.4 0.0 0.0 111.4 -23.5
-0.3 0.6 -0.3 0.9 1.9 0.9 -1.0 1.0 112.3 3.7
0.2 0.3 1.9 1.2 -1.0 -1.3 1.4 2.1 117.2 4.9
-1.9 -1.9 -1.9 -1.9 -1.9 -1.9 -1.9 -1.1 103.0 -14.2
-3.8 -1.6 2.0 -0.2 1.9 -3.9 0.4 87.6 -5.4
-1.9 1.5 -0.4 1.3 -0.5 3.7 0.2 91.6 4.1
-3.5 0.2 -3.1 1.9 -3.0 -3.7 0.0 80.5 -11.2
160 150 140 130 120 110 100 90 80 70 60
160 150 140 130 120 110 100 90 80 70 60
120
110
100
90
80
70
60
50
19 年 20 年 21 年 22 年 23 年
・先行指数の推移
先行
先行3カ月後方移動平均 先行7カ月後方移動平均
19 年 20 年 21 年 22 年 23 年
・一致指数の動向
一致
一致3カ月後方移動平均 一致7カ月後方移動平均
19 年 20 年 21 年 22 年 23 年
・遅行指数の動向
遅行
遅行3カ月後方移動平均 遅行7カ月後方移動平均
(4) CI の推移
(平成17年=100)
(平成17年=100)
(平成17年=100)
・先 行 指 数
年
(5) C I データ
14
15
16
17
18
19
20
21
22
23
月 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12
(平成17年=100)
85.0
85.9
89.1
90.8
111.5
96.8
94.0
70.3
110.0
125.3
82.8
92.7
85.5
92.5
108.2
99.4
94.4
70.9
105.9
134.9
83.9
93.4
92.0
97.4
104.2
96.0
94.4
72.9
106.7
111.4
89.1
83.0
96.3
103.5
103.1
93.5
93.9
77.2
104.4
107.4
83.3
87.5
99.8
107.1
97.3
104.5
98.2
79.4
113.4
116.7
82.0
94.1
103.4
109.2
98.2
97.2
97.3
85.1
122.2
115.2
85.5
86.8
104.4
102.9
100.6
90.6
88.6
88.7
120.0
131.8
85.8
87.6
103.5
102.6
102.3
92.1
81.3
94.1
121.4
142.4
85.1
91.1
104.3
99.8
105.7
88.8
79.9
96.1
128.5
154.1
87.9
97.2
110.8
95.5
99.5
91.5
80.0
98.5
124.0
82.2
93.2
99.6
100.5
100.7
95.0
73.4
104.2
120.2
79.9
93.0
102.3
98.1
107.0
96.2
65.9
109.2
122.5
・一 致 指 数
年
14
15
16
17
18
19
20
21
22
23
月 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12
(平成17年=100)
83.1
90.5
93.6
97.0
102.3
106.8
114.9
87.0
96.6
112.3
84.1
93.4
92.3
96.1
103.6
107.8
117.4
83.3
98.5
117.2
81.5
90.7
92.4
96.2
107.6
107.7
115.7
81.2
96.3
103.0
85.4
89.2
94.8
101.6
108.8
110.4
113.8
80.5
96.3
104.4
85.2
89.5
95.7
96.9
103.4
109.5
117.8
85.0
101.5
110.0
81.3
89.4
93.7
104.8
104.3
110.8
114.2
86.1
102.7
122.2
84.1
86.9
96.9
100.5
105.2
109.9
112.8
87.5
105.4
134.2
85.0
87.2
94.8
101.1
110.8
111.5
110.9
86.0
106.6
130.2
87.2
88.1
96.6
100.4
107.9
111.5
106.3
90.3
104.1
138.4
90.2
88.6
101.9
103.0
108.4
112.2
103.5
90.2
105.7
88.0
90.1
97.1
102.1
109.3
114.4
99.6
90.5
107.0
87.4
92.9
97.6
100.4
110.6
115.0
93.5
93.5
108.7
・遅 行 指 数
年
14
15
16
17
18
19
20
21
22
23
月 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12
(平成17年=100)
59.5
71.3
96.7
111.4
92.9
96.2
100.5
99.0
69.5
87.6
60.1
72.3
108.6
101.9
94.3
98.4
98.7
85.8
74.6
91.6
60.5
78.4
107.6
98.7
95.6
99.7
97.2
82.4
76.6
80.5
64.3
80.4
94.9
90.4
95.8
100.8
104.2
72.3
91.1
69.5
65.1
78.6
100.8
98.9
99.9
89.0
92.6
71.8
92.7
76.9
62.2
84.9
102.2
100.9
103.6
90.0
96.4
68.9
91.2
88.7
64.7
82.3
99.5
94.6
99.5
104.3
105.6
59.5
88.3
88.5
70.0
79.6
107.5
98.3
97.0
94.1
92.6
67.8
95.1
81.6
73.0
77.3
98.9
100.4
104.2
101.1
94.9
63.3
100.3
78.4
69.7
83.7
101.3
98.1
99.7
98.8
102.1
62.3
95.2
73.0
85.4
108.2
107.0
94.4
101.9
92.9
68.4
94.9
69.5
96.2
96.4
99.2
92.9
95.0
103.8
61.7
93.0
系列別累積DI推移
谷 山 谷 山 谷 山 谷
先行指数 一致指数
遅行指数
-500 -400 -300 -200 -100 200 100 0 300 400 500 600 100.0
1 9 年 2 0 年 2 1 年 22 年 2 3 年
75 .0
5 0.0
2 5 .0
0
5 6 7 8 9 1 0 1 1 1 2 1 3 1 4 1 5 1 6 1 7 1 8 1 9 2 0 2 1 2 2 2 3 年
注1)累積指数は、基準月(平成5年1月)の値を0として各月のDIの値を次式により累積したものである。 累積DI(t)= 累積DI(t−1)+(DI(t)−50)
注2)DI及び累積DIは景気の方向性のみを表すものであり、その水準や振幅の大きさは景気動向と無関係である。
注3)グラフでは各指数の動きを見やすくするため、先行指数に300を、一致指数に100を、遅行指数に50を加算してある。
2 D I(ディフュージョン・インデックス)
【先行指数】 9月は、85.7%と4 カ 月連続で50%を上回った。
【一致指数】 9月は、62.5%と4 カ 月連続で50%を上回った。
【遅行指数】 9月は、66.7%と4 カ 月連続で50%を上回った。
(注)各指数とも50%が景気の拡張期と後退期との境目とされる(−景気動向指数利用の手引き−参照)
(注)DIは、先行(7指標、平成23年3月は6指標)、一致(8指標、平成23年2、3月は7指標)、遅行(6指標)に属する各経済指標に
ついて、3カ月前と比較して改善している指標の割合を指数としている。
(1)概 要
(2) D I の推移
(3) D I の推移
(参考)累積D I の推移(平成5年以降)
4 5 6 7 8
区 分
先行指数(D.I)
一致指数(D.I)
遅行指数(D.I)
平成22年 平成23年
9
10 11 12 1 2 3
42.9
75.0
50.0
42.9
75.0
66.7
16.7
12.5
33.3
0.0
25.0
16.7
16.7
12.5
16.7
57.1
87.5
66.7
57.1
100.0
83.3
71.4
100.0
83.3
85.7
62.5
66.7
71.4
50.0
83.3
85.7
50.0
33.3
57.1
62.5
33.3
先行指数 一致指数 遅行指数
景気の谷
回復期 好調期 後退期 不況期
景気の山
▽ ▽
▽
景気の谷
% 100
50
0
拡張局面 後退局面
景気 局面
DIの 動き
過半数の系列が
拡大傾向(DI≧50%) 縮小傾向(DI≦50%)過半数の系列が
第 1 循 環 第 2 循 環 第 3 循 環 第 4 循 環 第 5 循 環 第 6 循 環 第 7 循 環
S26.10. 29.11. 33. 6. 37.10. 40.10. 46.12.
S26. 6. 29. 1. 32. 6. 36.12. 39.10. 45. 7. 48.11.
S26.10. 29.11. 33. 6. 37.10. 40.10. 46.12. 50. 3.
区 分 谷 山 谷
第 8 循 環 第 9 循 環 第10循 環 第11循 環 第12循 環 第13循 環 第14循 環
S50. 3. 52.10. 58. 2. 61.11. H 5.10. 11. 1. 14. 1.
S52. 1. 55. 2. 60. 6. H 3. 2. 9. 5. 12.11.
S52.10. 58. 2. 61.11. H 5.10. 11. 1. 14. 1.
区 分 谷 山 谷
景気循環日付(全国)
20. 2.
【参考】景気動向指数利用の手引き
(1) 景気動向指数の概要
○景気動向指数は、景気の勢いや方向性を知るために、景気の動きを敏感に反映する経済指標を組み合
わせて作成された総合的な経済指標です。景気の勢いを示すCI(コンポジット・インデックス)と、
景気の方向性を示すDI(ディフュージョン・インデックス)の2種類の指数があります。両者の動き
を総合して景気の現状把握や将来予測等を行います。
○CI、DIとも、景気に先行して動く先行指数、ほぼ一致して動く一致指数、遅れて動く遅行指数の
3種類の指数を作成します。一致指数は景気の現状把握に利用します。先行指数は景気の動きを予測
するために利用します。遅行指数は景気の転換点や局面の確認に利用します。
(2) C I (コンポジット・インデックス Composite Index)の概要
○CIは複数の経済指標の前月と比べた変化量を合成したものです。たとえば、いわき市のCIでは、
大型小売店等販売額等8つの経済指標の変化量を合成して一致指数を作成しています(詳しい計算方法
については、内閣府経済社会総合研究所のホームページ
http://www.esri.cao.go.jp/jp/stat/di/menu_di.htmlをご参照ください)。
○CIの変化の大きさは景気のテンポ(勢い)を示します。 また、景気の拡大期にはCIが上昇傾向を
示し、後退期には下降傾向を示します。ただし、CIは上昇・下降を繰り返しながら変化するため、
景気局面の判断はDIを含めた総合的な指標によって判断します。
(3) D I (ディフュージョン・インデックス Diffusion Index)の概要
○DIは、複数の経済指標の変化方向を合成したものです。採用指標の各月の値を3ヶ月前の値と比較
して、改善した指標の割合がDIとなります。 たとえば、いわき市の一致指数では8つの指標を採
用していますので、そのうち6つが改善したならば6÷8=0.75(DI=75%)と計算します。
○一般に、50%を上回っているときが景気の拡張局面、50%を下回っているときが後退局面、50%を
上から下に切るときが景気の山、50%を下から上に切るときが景気の谷とされています。
(4) 景気基準日付
景気の山・谷(拡張局面と後退局面との転換点)を景気基準日付と呼びます。この景気基準日付は、D
Iの動きのほか、他の主要経済指標の動きなども総合的に勘案して設定されますが、国では以下のよう
に定めています。
21. 3.
(5)景気動向指数採用系列の概要
先
行
系
列
一
致
系
列
遅
行
系
列
項 目 内 容 原データの出典
1 自動車新規登録台数 季
季
季
季
前
季
季
季
季
季
季
季
季
季
前
季 逆
季
季
※
季 逆
前 逆
2 新設住宅着工戸数
3 建築確認申請受付件数
4 鉱工業在庫率指数
5 企業倒産件数
6 新規求人倍率
7 中小企業DI(全業種)
1 大型小売店等販売額
2 大口電力使用量
3 鉱工業生産指数
4 鉱工業出荷指数
5 小名浜港海上出入貨物
6 小名浜港輸入通関実績
7 高速道路出入通行量
8 有効求人倍率
1 鉱工業在庫指数
2 法人市民税調定額
3 信用保証承諾額
4 雇用保険受給者実人員
5 手形交換高
6 入湯税調定人員
代表的な耐久消費財である自動車の販売動向を示し、
いわき市における消費動向が反映されている。
住宅への投資動向を表す。住宅投資の増加は建設資材
需要や家具の買替え需要などの波及効果をもたらす。
住宅を含む建設投資動向が反映される。家計の動向の
みならず、企業等の景気見通しに影響される。
鉱工業在庫指数/出荷指数により算出。景気回復局面
に低下、悪化局面に上昇する。
負債総額1,000万円以上の倒産件数。景気後退期には
倒産件数が増加し、景気拡大期には減少するという逆
サイクルで推移する。
月間新規求人数/月間新規求職者数で算出。労働需給
の変化が敏感に反映され、特に景気の山の判定に活用
される。
企業経営者の景況感を指標化したもの。増加 (好転) 企
業割合−減少 (悪化) 企業割合により算出。企業の生産
・投資活動との関連性が高い。 0が横ばい (もしくは景
気の転換点) の水準。
契約が500kW以上の電力の使用量。主として製造業
の生産活動の状況が反映される。
鉱工業部門の生産数量を指数化したもの。県のデータ
をいわき市の産業構造を基に加工した市独自の指数。
鉱工業部門の出荷数量を指数化したもの。県のデータ
をいわき市の産業構造を基に加工した市独自の指数。
小名浜港を通関して輸入された貨物の金額。工業用原
材料が多くを占める。
いわき市内インターにおける車両の出入通行量。
月間有効求人数/月間有効求職者数で算出され、労働
需給が反映される。
鉱工業部門の在庫数量を指数化したもの。県のデータ
をいわき市の産業構造を基に加工した市独自の指数。
企業の所得変動を税収面から捉えた指標であり、過去
1年間の経済活動の状況が反映される。
中小企業等が金融機関から融資を受けようとする際に、
信用保証協会が債務保証を行う制度。
失業給付を受けている有効失業者数であり、景気に遅
行し逆サイクルで動く。
手形の交換高には、企業の取引活動の活発さが反映さ
れる。
いわき湯本をはじめとする市内の温泉利用者数。観光
客数の動向が反映されている。
注)季:X12Aによる季節調整値、前:原数値前年同月比(倒産件数は3ヶ月移動平均値の前年同期比)、※:四半期原数値
船によって輸入・移入され小名浜港で船卸しされる貨
物、または小名浜港で船積みされ船によって輸出・移
出される貨物の重量。
いわき市内の主要な大型小売店舗の販売額であり、本
調査のため、いわき市独自で調査したデータ。
いわき自動車検査登録
事務所、全国軽自動車
協会連合会いわき支所
福島県土木部
いわき市建築指導
課
福島県企画調整部
東京商工リサーチ
ハローワーク平
福島県産業振興セ
ンター
いわき未来づくり
センター
東北電力いわき営
業所
福島県企画調整部
福島県企画調整部
福島県小名浜港湾
建設事務所
横浜税関
株式会社ネクスコ・トール
東北いわき事業部
ハローワーク平
ハローワーク平
福島県企画調整部
いわき市市民税課
福島県信用保証協
会
いわき手形交換所
いわき市市民税課
【参考】国・県の動き
1 経済・景気の動向
2 景気動向指数 (CI )
(1)国の動向
(2)県の動向
(1)国の動向
(2)県の動向
(我が国経済の基調判断)
景気は、東日本大震災の影響により依然として厳しい状況にあるなかで、緩やかに持ち
直している。
・生産は、緩やかに持ち直している。輸出は、横ばいとなっている。
・企業収益は、減少している。設備投資は、下げ止まりつつあるものの、このところ弱
い動きもみられる。
・企業の業況判断は、改善している。ただし、中小企業におうては先行きに慎重な見方
となっている。
・雇用情勢は、持ち直しの動きもみられるものの、東日本大震災の影響もあり依然とし
て厳しい。
・個人消費は、おおむね横ばいとなっている。
・物価の動向を総合してみると、緩やかなデフレ状況にある。
先行きについては、サプライチェーンの立て直しや各種の政策効果などを背景に、景気
の持ち直し傾向が続くことが期待される。ただし、電力供給の制約や原子力災害の影響に
加え、欧州の政府債務危機などを背景とした海外景気の下振れや為替レート・株価の変動、
タイの洪水の影響等によっては、景気が下振れするリスクが存在する。また、デフレの影
響や、雇用情勢の悪化懸念が依然残っていることにも注意が必要である。
(内閣府「月例経済報告」平成23年11月公表分)
県内の景気は、厳しい状況にあるものの、生産活動や個人消費などに持ち直しの動きが
みられる。
・個人消費…持ち直しの動きがみられる。
・建設需要…公共工事は前年を上回り、民間需要は前年を下回っている。
・生産活動…低水準ながら、持ち直しの動きがみられる。
・雇用・労働…一部に改善の動きがみられるものの、引き続き悪化が懸念される状況に
ある。
・物価…企業物価指数は前年を上回り、消費者物価指数は前年を下回っている。
・企業・金融…企業倒産は震災により増加が懸念される状況にある。金融預金残高、貸
出残高ともに、前年を上回っている。
(福島県「最近の県経済動向」平成23年11月公表分)
9月のCI (速報値・平成17年=100)は先行指数:91.6、一致指数:88.9、遅行指数
85.9となった。
先行指数は、前月と比較して2.2ポイント下降し、2
カ月連続の下降となった。3
カ月後
方移動平均は0.53ポイント下降し、4
カ月ぶりの下降、7
カ月後方移動平均は0.57ポイント
下降し、5
カ月ぶりの下降となった。
一致指数は、前月と比較して1.4ポイント下降し、2
カ月連続の下降となった。3カ月後
方移動平均は0.50ポイント下降し、4カ月ぶりの下降、7
カ月後方移動平均は0.77ポイン
ト下降し、7
カ月連続の下降となった。
遅行指数は、前月と比較して1.7ポイント上昇し、2
カ月連続の上昇となった。3
カ月後
方移動平均は0.57ポイント上昇し、3
カ月ぶりの上昇、7
カ月後方移動平均は0.03ポイン
ト上昇し、2
カ月連続の上昇となった。
(内閣府経済社会総合研究所「景気動向指数」平成23年11月公表分)
1 概 括
9月の景気動向指数(CI:コンポジット・インデックス、H17年=100)は、先行指数128.5
ポイント、一致指数128.9ポイント、遅行指数108.3ポイントとなった。
先行指数は、前月(130.7ポイント)を2.2ポイント下回り、2
カ月連続の下降となった。
一致指数は、前月(123.0ポイント)を5.9ポイント上回り、6
カ月連続の上昇となった。
遅行指数は、前月 (106.5ポイント)を1.8ポイント上回り、6
カ月連続の上昇となった。
2 一致系列の動向
寄与度をみると、有効求人倍率は6
カ月連続、雇用保険受給者実人員は3
カ月連続のプ
ラスとなり、大口電力使用量、出荷指数(鉱工業)、大型小売店販売額(既存店)、手
形交換金額(一枚当たり)は2
カ月ぶりのプラスとなった。一方、所定外労働時間指数(全
産業)、生産指数(鉱工業)、建築着工床面積(鉱工業)は2
カ月ぶりのマイナスとな
った。内訳をみると、雇用保険受給者実人員が2.55ポイント、出荷指数(鉱工業)が
2.30ポイント、有効求人倍率が2.09ポイント、手形交換金額(一枚当たり)が1.82ポイ
ント、大口電力使用量が1.27ポイント、大型小売店販売額(既存店)が0.28ポイントと
なっており、これらの指標が上昇に寄与した。
(福島県「福島県景気動向指数」平成23年11月公表分)
ひとくちコンパス
TRAILとは・ ・ ・辞書でしらべてみると、 森林・原野・
山地などの踏み分け道、 山の小道、 とあります。
普段 アスファルトの道路しか 歩かない生活
の中で、山の中を歩くという機会はあまりないと思
いますが・ ・。
山の小道を歩いてみると、 音や光、 匂いや感触など、
五感を研ぎ澄ます場面に、 たくさん出会えます。
鳥の鳴き声ひとつとってみても、姿は見えません
が、 いろんな声を聞かせてくれます。
時々 吹きぬける風は、木の葉が重なり合う優し
い音や、草花の匂いを運んでくれます。思わず、大き
く深呼吸をしたくなります。
木々の間から洩れる光は、 木の葉が揺れるたびに、
キラキラとまぶしくて、光がこんなに美しいものだ
ということを、 思い出させてもくれます。
山の小道とは少しずれてしまいますが、登山も、
とても魅力的な山の道です。
唯一、登頂に成功した山は、山形県と秋田県に跨
がる鳥海山という東北第2の高峰です。
平地から眺めると、裾が大地に美しく広がってお
り、その姿から「出羽富士」とも呼ばれています。日
本百景の一つに選ばれており、 2007年 (平成19年) に、
日本の地質百選にも選定されています。
鳥海山の登山での魅力のひとつに、高山植物(花)
があります。種類や量ともに、東北でもトップクラ
スです。盛夏の時期などは、登山での道中、行く先々
で たくさんの花々が楽しませてくれます。
ミツガシワ、 イワギキョウ、 ウサギギクなどなど・ ・ ・。
朝日に照らされた鳥海山の山影が、日本海に映っ
て見える、影鳥海もまた魅力です。山影が、海面に写
るというとてもめずらしい現象で、天候に恵まれな
いと、 なかなかお目にかかることは難しいのですが、
影鳥海を見るために山に登るというひとも、なかに
は、 いる程です。
鳥海山の山頂までの中間地点、標高1600メート
ルの辺りでは、直径約200メートルの火山湖、鳥海
湖にお目にかかれます。
鳥海山の、噴火によって誕生したカルデラ湖で、
満水面積0.7ha、最大水深3メートル、湖面標高
1575メートルです。湖の色は神秘的なほど青く、周
辺は色とりどりの高山植物が咲き誇っています。
登頂を果たすと、心地よい疲れと、達成感で満た
されます。 雄大な山からの眺めは、 感無量です。
今、世界の経済に目を向けてみると ギリシャな
どのユーロ危機や、米ウォール街占拠に端を発した
反格差デモなどに象徴される雇用・賃金格差や経済
不安、更には、金本位制の復活が議論されるなど世
界経済が大きく変わる節目の時代に立ち会ってい
るような気がします。
一方、日本の経済も、失われた10年と言われて久
しく、また、政権交代後様々な問題が顕在化し、閉塞
感が払拭されなくて、何だか出口の見えない深い山
奥に迷い込んでいる気持ちになります。未だに先の
見えない漠然とした不安・ ・ ・。
TRAILはいわき市の経済・景気の動きについて
独自の指標を用いて解説する、いわき未来づくりセ
ンターの自主研究です。このTRAILが、地元経済の
現状をお示しすることで、少しでも経済活動の参考
になり皆様のお役に立てることができれば幸いです。
出口のない道はありません。早く、楽しい鳥の鳴
き声や清清しい風の音、木の葉が重なり合う優しい
音が聞こえるTRAILにもどり、希望の光が見える、
出口を見つけだしたいものです。
(いわき未来づくりセンター 尾形純恵)
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